感動の景色~コムローイ祭 in メーリム参加記録~

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2018年11月に、 念願だった、タイのランタン祭り、チェンマイのコムローイ祭に参加してきました!!
ディズニーのラプンツェルのモデルとなったともいわれるこのお祭り、本当に参加してよかったです!!


行ってからかなり時間がたってしまったのですが、 チケットの予約から当日の流れまでレポートしたいと思います。

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コムローイ祭とは?

チェンマイで毎年11月頃に開催されるの仏教のお祭りで、「コムローイ」と呼ばれるランタンを夜空にあげて、収穫の御祝いやお願いをするお祭り・・・だそうです。

ちなみに、同時期にタイ全土で行われるロイクラトン祭とは別のお祭りだそうです。ロイクラトンは、燈籠流しをするお祭りです。

私は正直、夫から聞くまで全く知らなかったのですが、ラプンツェルのランタンのシーンのモデルとなったのがこのコムローイ祭だそうで、近年日本人を含め外国人が多く訪れるお祭りになったようです。

チケットの予約

チケット予約時期

実は、今回コムローイ祭に行こう!と思い立ったのは、1ヶ月前の10月下旬でした。
もともと同じ期間でタイに行く予定にしていたのですが、
「え、この期間コムローイやってるやん!」と気づいたのが1ヶ月前という。
これはかなり出遅れでして・・・
というのも、コムローイ祭のメイン会場のチケットは夏ごろに売り切れるそうなのです。

2019年のコムローイ祭への参加を検討されている方は、ぜひ夏ごろからチケットやツアーをチェックしてくださいね!

参加する会場は?

タイのチェンマイの複数の会場で行われます。

ただ、私が探した10月時点では、もう、メイン会場っぽい(?)メイジョー会場は売り切れで、サブ会場っぽい(?)メーリムやドイサケットしかチケットは残っていませんでした。これらも私が購入した後に、すぐに売り切れました。

会場による主な違いは、人数だと思います。

参加人数はとってもコムローイ祭の体験には重要な要素で、人数が多い=同時にたくさんのランタンが飛ぶということなので、人数が多い会場がオススメです!

メイジョー会場は一番人数が多い4-5000人規模で、それ以外の会場は1000~2000人の規模のところが多いようです。

メーリム会場は、比較的歴史が浅い会場で、最初はこじんまりとしていたようなのですが、2018年は一気に規模を拡大し5000席用意されているとのことで、私は「メーリム」会場に参加することにしました。

どこから予約する?どのツアーにする?

私が購入したのはチェンマイハッピーツアーさんでした。

日本語で対応していただけて、他と比べても良心的なお値段だったので、満足してます。
とはいえ、送迎なしで1人3900バーツ(約14000円)は結構いいお値段・・・
結果的にはその価値ある!!!と思ったのですが、タイの物価考えても、かなりの観光客価格だとは思います。

また、送迎付のツアーがほとんどだったのですが、私たちがチェンマイに着く時間(14:30)を考えるとツアーの集合時間(15:00)に間に合いそうになかったため、送迎なしのチケットにしました。
ただ、後述しますが、前泊や朝着などの方は、送迎付を強くオススメします!!

ハッピーツアーさんは日本の銀行への振込みでの決済でした。
(カード決済は確か手数料が上乗せになったかと・・・)

無事バウチャーを発行してもらったので、印刷して持参します。

チェンマイに到着!

わけあって(ANA修行・・・)クアラルンプール経由でのチェンマイ到着となりました。
当日の14:30着です。
チェンマイ空港はこじんまりしてて、なんとなく前にいったカンボジアのシェムリアップ空港を思い出す雰囲気・・・いや、シェムリアップよりはもう少し近代的かも。


入国手続きは問題なく完了。
タイは現金10000(3.5万くらい)バーツ持ってないと入国できないという話をきいていたので、一応夫婦で日本円現金で7,8万は持ってましたが、特に呈示を求められることはありませんでした。
ただ見せろといわれた(クレカ等ではNG)というブログも読みましたので、念のため現金は持っておいたほうがいいと思います。
ほんとはタイバーツ現金で持ってるべきなんですが、そんなに現金使わないのに手数料もったいな・・と思ったので日本円現金を持っておくことにしました。。
このあたりは自己責任だと思います。

無事入国後、タイのSIM設定を終わらせ、15:00ごろGrabを呼んでホテルに向かいました。
このGrabで、クレカ設定がされていなくて、現金支払いになっているにも関わらず気づかずに着いてそのまま降りてすたすた行こうとして、運転手さんに怒られました・・・
みなさんお気をつけて・・

いざメーリム会場へ!

現地には18時までに到着するようにとバウチャーに書いてあったため、
ホテルチェックイン、着替えをすませ、17時すぎにホテルのフロントにおり、Grabを呼ぼうとしました。

行先はメーリム会場「ノーザンスタディセンター」を指定します。

しかし、ぜんぜんGrabがつかまらない!!
金曜夜で仕事帰り?ということもあるのか、まったくきてくれません。
ただ・・・見かねたフロントのお姉さんが、代わりに自分のアカウントでGrab呼んでくれたのですが、そうするとあっさり呼べました。
私のアカウントは旅行時にしか使っていないため、あまり実績がなく、
しかも直前に、前述の支払い踏み倒し未遂(もちろん故意ではないですが)なんかしちゃってるもんだから、ドライバーに避けられていたのかもしれません。
ただ到着まで15分ほどといわれて焦り・・・
Grab乗ってからは、それほど渋滞することもなく、メーリムの会場まで20分ほどで到着しました。
18時ぎりぎり・・・!!!

会場到着!ランタンとばすまでの時間のすごし方・・・

会場入り口のすぐそばに、旅行代理店のカウンターがありました。
そこでハッピーツアーさんを見つけてバウチャーを呈示し、チケットをもらいました。
あ、あと黒いキャップもくれました。
夜だからいらないんだけど、一応記念にね・・・
袋がないので、けっこう邪魔になりました(おい)

チケットもぎってもらい、
入り口入るとすぐこんな感じ・・・
キレイだったのでひとしきり写真をとる。

コムローイ祭 入口の様子

さらに歩いていくと、広場に。
手前で、灯篭流しを受け取ります。

燈籠


これはひとりひとつなので、受け取るときにチケットを呈示すると、端っこを切り取られました。

広場の木はランタンが巻きつけられていてこれもきれいだった!

広場をそのまま通り抜けて、人の流れにのって奥に歩いていくと、
灯篭流しの川がありました。
火があるので、自分でもつけられるんですが、ボランティアの学生さんが一人ひとり火をつけてくれます。

これを川に浮かべて、見送りました。
写真、うまく撮るの難しいです・・・

燈籠流しの様子・・・

この時点で結構気づいてたんですが、
半分以上日本人、残りは中国人?台湾人?って感じでした。
HISかどこかの大手がまとめてツアーで席を買っているためか、
ここがタイであることを忘れるレベルで日本人が多かったです。
会場内では日本語、中国語、英語のアナウンスが流れ、何時からセレモニーが始まるのか、お知らせされていました。

灯篭流しを終えたあとは、会場をぐるりと。

セレモニーの始まる21時まで時間が結構あります。
調べてもよくわからなかったのですが、実は屋台が結構でていて、ここの食べ物飲み物は自由に無料で飲食できます。
チェンマイの麺料理、カオソーイも。

カオソーイ

あとはお菓子とか、なぞの甘い麺?

ナゾの甘い麺


チキン、ごはん、カレー等もありました。
水は自分でも持っていってましたが、甘いジュースなどは屋台でもらえました。

ただ、人気のものは私たちがご飯を見に行ったときには既になくなっていたりしたので、ごはん食べたーいというかたは、早めに行くことをオススメします!
日本人が主なので、行列しても特にトラブルとかはありませんでした笑

その後、トイレをすませ、セレモニーが始まる少し前に、自分の席に着席しました。
座席はおおよそ5000程度だったと思います。
メーリムは最近始まった会場なのですが、どんどん人が増えているそうで。
チケットに座席番号が書いてあるので、事前の場所取り等は必要なく、椅子に座れるのは楽ですね・・・。
席には既にコムローイがおいてありました。2人で4つです。

メーリム会場

いよいよコムローイを飛ばすときが・・・!

しばらく待つと、セレモニーが始まりました。
おみこしのようなものが運ばれてきて、お経を唱えるセレモニーが始まりました。

およそ1時間くらい?
これが終わって、いよいよコムローイを飛ばす時間に!

どこぞの市長?が1つめをまず飛ばします。
その後に皆で一斉に飛ばすため、用意を始めます。

席の周りには、こういった即席ろうそく?があり、ランタンを飛ばす直前には、スタッフがここに火をつけてくれます。
これを使ってランタンを飛ばします。

ランタンの上の部分を丁寧にひろげて、
下についている着火部分に火をつけます。
だんだんと空気があたたまって上の部分がひろがってくるので、
パンパンになったらそっと手を離してとばします!!

一応、「せーの」で飛ばすことになっているのですが、
あつくなってくると持ってられないので、
タイミングがなかなか難しくフライングする人多数・・・

しかしいっせいに飛んでいくコムローイは本当に絶景の一言。
夢中でシャッターを切りました。

ミラーレス一眼のOlympus PEN P-EL9を使いました。

シャッタースピード優先で1/50s、
あったかめの色で撮りたかったので、最初はホワイトバランスを曇天にしてました。

ただ、少し赤すぎる?と思ったので、途中からホワイトバランスはオートに戻したり、シャッタースピード落としたりいろいろ試してみました。

なんせ初心者にはランタンをうまく捉えるのが難しく、ひたすらシャッターを切り続けました。SDカードにはぜひ余裕を!!

あと、私は椅子の上にミニ三脚を置いてiPhoneを固定し、ほったらかしにして7分ほど動画をとってたんですが、これがものすごいいい仕事しました!
奇跡的に画角もすばらしく。
別でカメラ持って行くという方も、ぜひスマホで動画とっておいてください!
三脚だと上向きでの固定もラクラク、ブレないのでとってもいい動画が撮れました。

このとき、普通の三脚だと、コムローイ打ち上げにジャマになってしまうので、自分のイスの上におけるミニ三脚が大活躍でした。
ちなみにミニ三脚は固定できれば何でもいいのですが、私はこれを使いました・・・


スマホもカメラも固定できて、自撮り棒にもなるので旅行に便利です!

会場からホテルへの帰り道

無事コムローイの打ち上げを終え、会場から出たのですが、、、
待ちのタクシーは皆、お客さん待ちでした。
そしてGrabはぜんぜんつかまりません。
ここで、事態の大変さに気づく・・・

とりあえず、大通りに出るべく、舗装もされていない道をてくてく20分ほど歩きました。
大通りにでて、Grabを何回も挑戦・・・4,5回目の検索で、やっとGrabがつかまりました!!
近くにいて1人で困っていた日本人女子も同乗し、チェンマイ市街地へ。

ツアーならバスで市内中心地まで送ってくれますし、送迎付のツアーを絶対オススメ!!
ハッピーツアーさんでもそれほどチケット単体との差額なくツアーがあります。
説明とかはなくてもすごせるんですけど、送迎の足を確保するのは重要です。

ホテルに帰って、バルコニーでビールを飲んだんですが、
まだまだ夜中になってもコムローイが遠くに上がっているのが見えます。
幻想的で素敵な夜でした。

コムローイ祭の注意点・・・

1.送迎の足を確保する!

基本的には郊外で交通の便が悪いので、送迎付ツアーを強くオススメします!
ただ、私のように集合時間に間に合わないという方は、Grabもよいのですが、帰りも待っててね!といえるようなタクシーなどを確保しておくのが安心です!
Grabは帰りはなかなかつかまりません!

2.火元に注意!!

ランタン(コムローイ)を飛ばす際、一応日本語でちゃんとアナウンス説明してくれるんですが、全部セルフなため、失敗している人が数多く・・・
地面で燃えさかるランタンがたくさんありました・・

いや、危険だから!!!!!

火つけたまま写真自撮りしてるうちに上の紙に火が燃え移って、きゃぁああとか言いながら地面に投げ捨てた日本人の女子4人組!
おまえらのことだよ!!!!(急に口悪い)
せっかくなので写真を撮りたいのは本当に本当によくわかるのですが、
周りにたくさん人がいるので、ほんと火の扱いには注意していただきたい・・・
写真撮るときは、人が持ってるのを撮るようにしてください。
そしてトラブルで手を離すしかなくなった場合は、すぐに消火してください!!
スニーカーで踏むとか水かけたりすれば消えるので・・・
すぐ横に別のランタンが置いてあると、そっちに引火してさらに火が大きくなります!
「きゃああこわいい!!」じゃねええええ
自分たちのせいだろうが・・・・!!!

さすがに火が自分に燃え移っているひとはいなかったですが、(いたら事件)
念のため、ヒラヒラした服やストール、特に化繊は避けた方がいいかなと思いました。
服装的にはデニムにTシャツ+羽織るパーカーくらいでちょうどいいと思います。

以上に気をつければ、とても楽しいコムローイ祭の思い出になると思います!
私は本当に人生のうちに1回でもこれに参加できて幸せだと感じました。
チケットは少し高いですが、十分にその価値はあります!

ではでは~

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