エーゲ海クルーズ投稿の間に謎に国内線ネタを挟みます。
（だいぶまえに書いてたのになぜか投稿してなかったやつ）
昨年 ANAで50000プレミアムポイントを達成し、晴れて今年はプラチナ会員として過ごすことになりました。
その割には昨年に比べて飛行機に乗っていないのですが・・・
プラチナ会員を含むANAのプレミアム会員の特典の１つに、「アップグレードポイント」があります。
今回はこれを使って、国内線で普通席からプレミアムクラスへアップグレードしてみました。
おまけで伊丹空港のカードラウンジ、ラウンジオーサカもご紹介しています。
ANAのアップグレードポイントとは
アップグレードポイントは、プレミアムメンバー向けに1年にそのステータスや搭乗実績に応じて付与される特典ポイントです。
国内線の普通席→プレミアムクラスや国際線でのエコノミー→ビジネスやビジネス→ファーストなどのアップグレード、またラウンジ利用時に使用することもできます。
それでも使えない、という人には年中やっているキャンペーンとして、１ポイント→１０００スカイコインというスカイコインへの変換ルートも用意されています。
飛行機に乗らなくて使えなかったという場合でも、実質１ポイント1000円で換金できるということになります。
１ポイント1000円と考えると、国内線一律４ポイント、国際線は区間に応じて、６ポイントからアップグレード可能というのはかなりお得に感じます。
なのでできればアップグレードで使うのがお得だとは思うのですが、注意しなくてはならないのは、国際線のアップグレードは、対象の料金クラスが決まっているので、私が普通にいつも予約するようなエコノミー席の料金クラスでは対象になりません。
特典航空券も同様です。
国内線では、そのような縛りはなく、どのような料金クラスの予約であってもアップグレードが可能です。
なので、私が使うとしたら、国内線のアップグレードかなあとは思っていました。
ラウンジの同行者とかにも使えるのですが、同行者１名までは入れますし、特典利用者（血縁）で、となるとそれほど利用価値はないかと。
今回、羽田ー伊丹線の搭乗機会があり、せっかくなのでアップグレードに挑戦してみることにしました。
ちなみに、現金でのアップグレードは、修行時代に経験があり、その時のレポートを書いておりますので、そちらもご覧ください。
アップグレードの方法
プレミアムクラスへのアップグレードポイントを使ったアップグレードは、搭乗の2日前から可能です。
私はすっかり忘れていて2日前の午前１１時ごろに手続きしたのですが、開始は日付が変わった0時の瞬間なので、長距離線などで争奪戦が予想される場合は、搭乗2日前、日付が変わる０時の瞬間にぜひ挑戦してみてください。
私はANAのアプリから手続きしましたが、もちろんPCサイト等からでも可能です。
マイページの当該予約を呼び出すと、アップグレードの手続き、というボタンが出ているはずです。
そこから進んでいくとアップグレードが可能です。
アプリの場合、アップグレードポイント保有しているときはデフォルトでアップグレードポイントでの決済が選択されるようになっていました。
現金でのアップグレードを希望する場合はもちろん変更可能です。
国内線のアップグレードは、どの線でも一律４ポイントですので、できれば長い距離の路線で使いたかったのですが、今回はまず短距離の羽田−伊丹線で利用することにしました。
そもそもアップグレードするメリットって？
もともとプレミアムメンバーではない場合、プレミアムクラスへのアップグレードには機内サービスだけでなく、空港でのサービスについても色々とメリットがあります。
ラウンジの使用、専用チェックイン＆保安検査、優先搭乗などが主なところでしょうか。
しかし、もともとプラチナやSFC（スーパーフライヤーズ）などのプレミアムメンバーの場合、そういった空港サービスは普通席でも受けられるので、アップグレードするメリットは、機内サービスのみに限られると思います。
だからこそ、普通のアップグレードよりもお得にポイントでアップグレードできるんだという考え方もありますが・・・
機内サービスというところでいうと、座席の広さ、お食事、ドリンクあたりでしょうか。
羽田ー伊丹という短い区間でどこまで楽しめるかは不安ですが、とにかく搭乗します！
いざ搭乗
出発時間の30分前に羽田空港に到着。
空いていたので一般の保安検査場を通過。
この時点で、プレミアムメンバー特典もプレミアムクラス特典もどちらも活用していないという・・・
搭乗までそれほど時間はありませんが、せっかくなのでラウンジに入室してトマトジュースを１杯いただき、綺麗なトイレに寄ってすぐに搭乗口へ。
すでに優先搭乗は終了しており、Group4まで呼び出しがされておりました。
またしても、特典使えず。
いよいよ機内へ・・・というところで驚き。
なんと、スターウォーズのC3PO機材でした！
機体が黄色く、CAさんのエプロンも特別仕様、C3POのアナウンスがあるなど遊び心のある機材で、少しラッキーな気分になります。
それほど機内は混雑しておらず、プレミアムクラスは２１席ある中で6−７席のみの利用客でした。
隣席はいらっしゃらなかったので、搭乗後しばらくはキャリーから必要なものを取り出したりとゆったり。
人の列が切れたので上に荷物を収納しようとしたタイミングでCAさんが来て、代わりに収納してくれました。
基本的に自分で持ち上げられない荷物は持ち込まないようにはしているものの、やはり手伝ってもらえるのはありがたい・・・
さすがプレミアムクラス・・・！！と感心しきりです。
こういうサービスが受けられるのは、座席の広さや食事など以外のプレミアムクラスの特典かもしれませんね。
お食事の時間
水平飛行に入り、シートベルトサインが消えた瞬間、お食事のサービスが始まりました。
通常お食事サービスは前の列から始まると思っていたのですが、今回は後列からでした。
（おそらく後列のおじさまが先に持ってきてほしいとリクエストしたものと思われる）
お食事は、朝の時間帯なのでがっつりではなく軽食。
サンドイッチが２種とおかずが２種。
それにスープです。（痛恨の写真撮り忘れ）
さすがプレミアムクラスのお食事だけあって、軽食でもしっかりと美味しいです。最高。
そしてスープのボリュームがすごくてなかなか飲み終わらないという・・・
それから、おそらく本来はお茶菓子として提供するフィナンシェサンドについてもトレーの上に乗ってきていました。
ドリンクは上品に野菜ジュースでも・・・と思っていたのですが、ふとお酒の欄を見ると、シャンパンが提供されるのは羽田＝伊丹、新千歳、福岡、沖縄路線のみ・・・？と気づいてしまったので、せっかくなので頼んでみました。
シャンパンやスパークリングワインは２００mLびんでの提供です。
私は富山便の時に、短距離線では、食事は時間との戦い！ということを知っていたので、提供された瞬間からすぐに食べ始めました。
シャンパンもグイグイ行きます。
女性の中ではかなり食べるのは早い方だと自負しているのですが、それでも、デザートを食べ終わって、トレーを下げてもらって２、３分後には着陸態勢に入りますというアナウンスが流れました。
いやいや、ほんっとーに時間無さすぎる！！正味食べる時間は10分ないのではと思います。
一応お食事のトレーを下げる時に、「あたたかい飲み物はいかがですか？」と聞いてくださるのですが、ご厚意に甘えようもんなら本気で飲み切れないので、お断りしました。
これ、別に頼んでも嫌な顔はされないと思うのですが、内心「マジかこいつ」とか思われるんじゃないかとすら思うくらいの時間の無さです。
食べ切れない人とかどうするんだろう・・・強制的に下げられるんですかね？
とにかく、無事食事もシャンパンも完食、完飲しての着陸となりました。
まとめ
今回、「まあ使い切れ無さそうだし使ってみるか」くらいのテンションでしてみたアップグレードでしたが、やはり羽田ー伊丹ではお食事の時間が短くて忙しない！！
一律４ポイントであればせめて新千歳や那覇まで飛ぶ時にアップグレードしたいなあと強く感じた次第です。
まあそういう路線では争奪戦になってしまってアップグレードはなかなか難しいかもしれませんが・・・
あと空港サービスの特典がもともとあるので、やはりどうしても機内サービスだけで元取れてるのか・・？というと微妙なところだなと感じてしまいました。
人によっては、マンツーマンのサービスが受けられることに価値を感じる方もいると思うので、そこはなんともですが・・・
私は、羽田ー伊丹間でアップグレードするなら、スカイコイン4000円分に変えて何か機内のお買い物した方がお得に感じるかもなんて思ってしまいました。
番外編〜伊丹空港のラウンジオーサカ〜
今回到着後に少し時間の余裕があったので、伊丹空港のラウンジオーサカに寄ってみました。
到着ロビーから、エスカレーターで１つ上がった階にあります。
このラウンジオーサカは、保安区域外にあるカードラウンジなのですが、到着時にも使えるので、バス待ちなどちょっとした時間を潰すにはなかなか便利だと思います。
カードはいわゆる「ゴールドカード」であればエポスとか楽天とかでも大丈夫なので、比較的敷居が低いラウンジでしょうか。
新千歳のカードラウンジとかはかなり端っこにあったりして歩かされるのですが、ラウンジオーサカはそんなこともなく、使い勝手が良いラウンジだと思います。
というだけあって、日曜の午前中ですがなかなか混雑していました。
ドリンクバーは一通り揃っています。
コーヒーメーカーもありました。
私は、一席だけ空いていた一人用の半個室でウーロン茶をいただきます。
ビールサーバーがあって、「おっ？」と思ったのですが、１杯300円とのこと。
そりゃそんな甘くないよねー世の中。
というわけで、微妙に一体誰の役に立つんだかわからない（？）ANAネタでした。
それではまたー
