MSCシンフォニアのwifi事情

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今回MSCシンフォニアでのエーゲ海クルーズで、プレミアムインターネットパッケージを契約してみましたので、使い方や使い勝手についてレポートします。

2019年9月時点、エーゲ海クルーズ、MSCシンフォニアでの情報ですので、
他の船や航路では適用されない情報も含まれることをご了承ください。

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インターネットパッケージの予約

インターネットパッケージは乗船前に購入しておくと20%オフ!とMSC USのサイトに書いてあったため、予めMSCのマイページから「プレミアムインターネットパッケージ」を購入しておきました。

MSC USから申し込んだ場合、プレミアムパッケージは、4GBで4端末まで使用でき、$86.5でした。
パッケージとしては、プレミアムの他に少し安いプランもあったのですが、そちらは2GBで2端末、$55だったので、4人でシェアしようと考えている私にとってはプレミアムの方が割安だったため、プレミアムを選択しました。

2人旅行で、それほど使わない予定であれば、プレミアムでないプランの方がお得だと思います。

価格については、私はクルーズブラザーズ経由で今回のクルーズを予約したのでMSCのUSページから手続きしています。
そのため事前支払いは全てドル建てだったのですが、日本経由だと通貨や価格は異なると思われます。

ちなみにUSのページからだと、なぜかアメリカの郵便番号を入力しないと決済できない謎システムだったため私はフロリダオーランドの「32801」をZIP CODE欄に入力して決済しました。
特に問題ありませんでしたが、本来はあまり良くないかもしれません・・・

オーランドである理由はWDWがある以外の理由は特にありません。

乗船後のインターネットパッケージ価格

インターネットパッケージは乗船後も購入が可能です。
乗船後には、下のような一覧表でパッケージを販売していました。

IMG 5602 rsd

下の方に注意書きがありますが、これは1デバイスあたり1日あたりの金額で、7日間通して契約した場合の価格です。
下から2つ目だけは24時間単位の価格ですね。

プレミアムパッケージだと、1デバイス1日あたりの価格は3.09ドルでしたので、この一覧表と比較するとかなりお得だったようです。
20%オフというのはなんだったのか??
インターネットを船上でも使用することが決まっている場合は、船上での購入より、予め購入しておく方が良さそうですね。

逆に、終日航海日など1日しか使う予定がない場合は、24時間パッケージは船上のみでの販売なので、34.9€と1日あたりの金額としては割高にはなりますが、乗船してから購入する方が全体としての支払う金額は少なくなります。

船内でのアクティベート方法

パッケージを購入した場合、船内でのアクティベートは自分自身でも行うことができます。

まず、スマホやPCの設定から、船内のWi-fiに接続します。
MSCシンフォニアの場合は、MSCSINFONIA-HOTSPOTという名前で出てきました。


IMG 5603 rs

その後、クルーズカードの右下に記載されている下記のURLにアクセスします。
www.msc-wifi.com

そうすると、ログイン画面が出てきますので、初回のアクセスの場合はアカウントを登録します。
IDとして、クルーズカードに記載された「Internet ID」を入力、パスワードは大文字と数字を含めた8桁以上で設定します。

設定が完了し、ログインすれば、パッケージ分のデータ容量が記載され、今どれだけ使ったかがわかるようになっています。

あれ、4GBのパッケージのはずが8GBある・・・??
2回分購入してしまったのかとヒヤヒヤしましたが、請求は1回分しか来ていないし、4GB以内で使う分には問題ないだろうとこのまま使っていました。

他の端末でも使用したい場合は、同じアカウント(インターネットID、パスワード)でログインすれば同様に使用できます。
使用している端末のリストも表示されます。

船内での使用状況

一度アクティベートしてしまえば、キャビン内、プールやジムを含む共用施設、シアターなど、船内のどこでも通信可能でした。
衛星経由なので速度は全く期待していなかったのですが、LINEや軽いWEBブラウジングくらいでしたら全く問題なくどこでも使えました。
しかし、Instagramや写真が多いページの読み込みには時間がかかってしまうので、動画視聴などは厳しいかと。
(そもそも容量食ってしまいますのでやる人はあまりいないかと思いますが)

速度のイメージとしては機内Wi-fiくらいと考えておけば問題ないと思います。
私たちは3つのキャビンに分かれていたので、船内での居場所などをLINEで共有するのにかなり便利に使っていました。

陸地の電波は入らないのか?

終日航海日の1日目はクロアチアのスプリトからサントリーニ島まで航行しましたが、ほとんどの時間は陸地の電波が入っているような状況でした。
航路としてほとんどが陸地に近いところを航行しているためだと思います。
寝ている間のことはわかりませんが、完全に圏外になる時間は短かったです。

逆に、終日航海日の2日目、ミコノス島からドゥブロブニクへの航海中は、行きの1日目とは異なり、朝の数時間を除いて、昼間はほとんど陸地の電波は入りませんでした。
昼間と夜間で陸地に近いところを通るかどうかが異なったせいでしょうか。
なので船内Wi-fiがとても役立ちました。

1日くらい電波がなくても困らないよ、という方は、次に書く現地用SIMを持っていれば、それほど困ることはないかと思います。

寄港地用の現地SIM

今回、寄港地用の現地SIMとして下記の2つを使用しました。

O2 プリペイドSIM(30日 8GB)

WeChatGo プリペイドSIM(28日 3GB)

どちらも、イタリア、クロアチア、ギリシャで問題なく4G接続ができており、コスパが良いSIMと感じました。
先に書いたように、陸地に近いところを航行しているときは電波を拾えていましたので、船内Wi-fiを契約しない方には、寄港地だけでなく船内でも必須アイテムとなると思います。

詳しいSIM情報はこちらの記事にてご紹介しています。

注意事項

今回プレミアムパッケージということで、4デバイスまで使用できました。
IDとパスワードの共用で、本人以外の端末でも使うことができます。

しかし、注意しておかねばならないのは、ログインを1回でもした端末は使用中のデバイスとしてカウントされてしまい、一度カウントされた端末は、リストから外すことはできません。

なので、例えば、「今はこのスマホでWi-fi繋がない代わりにPCで繋ごう」ということは一度4台までカウントされてしまうとできないようでしたので、ログインをする端末は予めよく考えてから決めておく方が良いです。

まとめ

今回の私のケースのように、速度が遅くても良いので、同行者同士で常に連絡を取り合うのに使いたい、複数人でシェアしたいという方には、事前に契約しておけばとてもリーズナブルな価格のインターネットパッケージだと感じました。

しかし、同行者とほぼ常に行動を共にするような旅行の場合だと、船内のWi-fiが使えなくても、1日を除けばそれほど不自由することはないかと思いました。

ただし、その場合も、寄港地でも使えるWi-fiレンタルや現地SIMの使用がとても重要と感じます。

Wi-fiレンタルについては例えばグローバルWifiは割安だなと思います。



現地SIMやWi-fiルータのレンタルとうまく組み合わせて船内Wi-fiを楽しんでいただければと思います!

それではまたー

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