マリンドエア、乗ってみてわかった快適さ&注意点!

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今回、クアラルンプールからペナンへの移動は往復ともにマリンドエア Malindo Airにしました。

本来であれば、羽田‐クアラルンプールで使ったエアアジアでそのまま乗り継ぐのが便利なのかと思いますが、手荷物料金を含めると、マリンドエアの方がお得だったということもあり、今回はマリンドエアを使うことにしました~
なかなか快適でしたが、注意点を含めてご紹介したいと思います。

マリンドエアとは

2012年に設立されたマレーシアの航空会社です。

クアラルンプール発の国内線を中心に近隣東南アジアへの路線が充実しています。

運賃がエアアジアなみにリーズナブルなので、LCCと思われていることも多いのですが、飲み物サービスがあったり、手荷物預けに別料金がかからなかったりと、フルサービスキャリアとしての見方が今は主流なようです。

クアラルンプールからペナン島へマリンドエアで移動

クアラルンプール国際空港から1時間でペナン島へ。
マリンドエアはクアラルンプール国際空港の第1ターミナルからの出発になります。
(後ほど注意点にて触れます)

機内はこんな感じ。


シートは黒と赤の革張りで高級感あります。
それぞれの座席前にモニターがあり、機内エンターテイメントも用意されています。
とはいえ、1時間のフライトということもあり、私はほぼ使いませんでした・・・

わずか1時間のフライトでしたが、途中には飲み物サービスもありました。
お水かネクタリンのジュースという、2択ですか、という感じでしたが、

エアアジアの後のフライトとなると、やはり飲み物いただけるのは嬉しいですね。

ネクタリン美味しかったです。

1時間なのであっという間に到着。
遅れもなく、快適な空のたびでした。

マリンドエアを選んだ理由

今回マリンドエアを選んだ理由の1つは安さです。
マリンドエアは、フルサービスキャリアにも関わらず、リーズナブルな運賃なのが特長です。
今回、できるだけ移動にはお金をかけたくなかったので、
マレーシア航空等は除外して、エアアジアとマリンドエアの比較で考えました。

例えば・・・クアラルンプール⇔ペナンの片道で、
2018年6月2日(土) AMのKUL発
2018年6月3日(日) PMのPEN発便を見てみると・・・(2018.4.2時点)

エアアジア公式サイト:
6/2 KUL 9:55発 59 RM
6/3 PEN 14:05発 99RM
往復合計 158RM

マリンドエア公式サイト:
6/2 KUL 8:20発 79.5 RM
6/3 PEN 15:50発 79.5RM
往復合計 159RM

と、ほぼ同じ金額になっています。

が、預け入れ手荷物がある場合、
エアアジアだと、KUL-PENの場合15kgまでの手荷物預け入れで29.68RMが片道あたりかかりますので、
往復では+59.36RMとなってしまいます。

その点、マリンドエアは預け入れ手荷物が込みのお値段になっているので、
手荷物がとても7kg(エアアジアの持込手荷物上限)に収まらない我々には、マリンドエアの方がお得という結論になりました。

ただ、エアアジアはセール期間など、とても安く航空券を予約できるときもあるので、
下記注意点を見ながら、より良い方を選ぶと良いと思います!

注意点① マリンドエアの公式サイトからは日本のクレジットカードで予約できない!

今回往復ともに日本人には全く会わなかったのは、これが最大の理由ではないかと思います・・・

マリンドエアのサイトで、予約手続きはできるのですが、
最後の最後、決済しようとすると日本のクレジットカードは使えないという罠に・・・
ちなみに三井住友VISA、JCBプロパー、楽天Master、セゾンAmexいずれも通らなかったので、おそらく日本発行のクレジットカードで通るものはないかと思われます・・・

マリンドエア公式サイトで予約したい方はマレーシア在住のご友人に頼むなど以外に方法がないかも・・・

ということで、私は航空券予約サイト”Kiwi”を使いました!
Expediaなど他のサイトでも取扱いはあったのですが、比較した中では一番安かったので今回はKiwiにしました。

初めてKiwiを使うので不安もあったのですが、無事発券できました。

ただ、Kiwi経由だと、予約番号があってもマリンドエアサイトからWebチェックインができないため、空港カウンターでのチェックインが必要となります。

手荷物を預ける方はいずれにせよカウンターに立ち寄るので変わらないとは思いますが、
ギリギリまで席番号がわからないのがイヤという方はデメリットになるかと思います。
私たちは2人でしたが幸い往復ともに隣同士の席でした。

注意点② KLIA第1ターミナルからの出発

これは意外と盲点でして・・・(ただの下調べ不足ですが)、
エアアジアはクアラルンプール国際空港(KLIA)の第2ターミナルの発着です。
一方で、マリンドエアはANAやJAL等と同じ、KLIA第1ターミナルからの発着です。

このターミナル間の移動というのが結構厄介なのです。
電車(有料)とシャトルバス(無料)があるのですが、
初心者には乗り場がとてもわかりにくい上、シャトルバスに関しては離れた駐車場経由で移動したりするためものすごい時間かかります(今回20-30分かかりました)。

今回は乗り継ぎ時間が4時間あり、かつ定刻どおりにエアアジアがクアラルンプールに着いてくれていたので余裕がありましたが、
ターミナル間移動は結構めんどくさいかと思います。

また、エアアジアでクアラルンプールに行かれる方であれば、
「フライスルー」という制度で手荷物ピックアップも必要なかったりするので、
多少の差額が気にならないようであれば、エアアジアからエアアジアの方がラクかと・・・

逆に、ANAやJALからの乗り継ぎの方は、同じ第1ターミナルでの発着になるので、便利だと思います。

ちなみに、第2ターミナルに比べて「なんにもない」と言われがちな第1ターミナルですが、
2Fにはかなり現地っぽいフードコートがあり、安くて美味しいものが食べられたり、
手荷物検査後エリアにもわりと免税店など色々お店があったりと、それなりに楽しめますので、
第1ターミナルも結構オススメです。

注意点③ KUL-PENの便数がそれほどない

エアアジアは、例えば6/2(土)ですと、
KUL-PEN便は1日15便飛んでいます。昼間はほぼ1時間おきに飛んでいるような感じです。
それに対して、マリンドエアはたった3便です。

ちょうどいい時間がないと、空港で乗り継ぎ時間がなくて焦ったり、逆に時間をもてあます可能性もあります。

ただ、実はマリンドエアはスバン空港からペナンへの便が1日8便も飛んでいます。
「スバン空港」に耳なじみのない方も多いかと思いますが、
スバン空港は、いまのクアラルンプール国際空港ができる前にはクアラルンプールのメイン空港として機能していた空港です。
そして、実はクアラルンプールの市街地に近いのはスバン空港です。

なので、ペナン島へ行く前後にクアラルンプール市街地で1泊など観光を予定されている方には、実はスバン空港もオススメだったりします。
(乗り継ぎでKLIAからスバン空港へ移動というのは、時間もかかるしオススメしませんが・・・)

というのも、KLIAから市街地へは特急電車で30分以上、タクシーでも1時間近くかかります。
タクシーが安いマレーシアでも片道80RMくらいは見た方がよいです。
一方でスバン空港であれば、半額くらい、時間も半分くらいでたどり着けるかと。

とはいえ、、、スバン空港発着便はKLIAに比べて+100RMくらいになってしまうので、
実はお得じゃないのかもしれません・・時間をお金で買う感覚ですかね。

まとめ

マリンドエアのいいところと注意点をまとめてみました。
ちなみに、以上のことから、今回の私たちの旅程では、こっちの方がよかったなあ・・・というプランを書いてみます。

実際の旅程

1日目 6:00 エアアジアでKLIA第2ターミナルに到着
10:00 KLIA第1ターミナルへ移動、マリンドエアでペナン空港へ
2日目 15:15 ペナン空港からマリンドエアでKLIA第1ターミナル
17:00 クアラルンプール市街地までタクシーで移動
3日目 14:15 KLIA第1ターミナルから ANAで羽田へ

まりトラ的ベストな旅程

1日目 6:00 エアアジアでKLIA第2ターミナルに到着
10:00頃 エアアジアでフライスルーして第2ターミナルからペナン空港へ
2日目 15:15 ペナン空港からマリンドエアスバン空港
17:00 クアラルンプール市街地までタクシーで移動
3日目 14:15 KLIA第1ターミナルからANAで羽田へ

ポイントは、KLIAターミナル間の移動をなくして、同じエアアジアでフライスルーしてペナンへ行き、
帰りはクアラルンプール市街地へのアクセスの良いスバン空港を使うというところです。

このように、エアアジアとマリンドエア、それぞれ片道での発券も可能ですので、
ぜひお得で使いやすい路線を探してみてはいかがでしょうか。

それではまた~

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