【検証】ANAプレミアムクラスに直前アップグレードするなら!?短距離線 VS 長距離線!

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2018年4月より、ANAのプレミアムクラスアップグレードが2日前から可能になり、価格も改訂され、

以前は一律9000円だったアップグレード料金が、距離に応じた額(3000~14000円)に変更されました。

5000円でアップグレードできる短距離線と、MAX14,000円かかる長距離線では満足度に差があるのか!?

検証してみることにしました。(自腹)(当たり前)

今回検証したのは、羽田からのアップグレード料金が最も安い短距離線として、羽田→富山線、

そして最もアップグレード料金の高い長距離線として、羽田→新千歳線です。

飛行時間は1時間 vs 1.5時間、事前アップグレード料金は事前5000円 vs 14000円です。

(当日アップグレードはそれぞれ+1000円)

飛行時間が1時間と1.5時間なのに既に短距離線の方が圧倒的にお得感を醸し出していますが・・・

果たしてどちらがお得感を感じられるのでしょうか??

だいたい1か月の間に2つの路線を乗ってみました。

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事前アップグレードに挑戦。

今回の事前アップグレードは、いずれもANAアプリから行いました。

My bookingから該当の予約を選択すると、アップグレードするボタンが出てきます。

2日前の0時から事前アップグレード可能なのですが、うっかり忘れていてしばらく経っていても幸い空席があったので、アップグレードすることができました。

人気路線では、アップグレード自体争奪戦なんてこともあるようですが、富山線は特にそもそも乗客自体少ないようで、隣に人がいない窓側席をゲット!

新千歳線は、アップグレード時点で残り3席。

なんと、2-3-2の3席の真ん中しか空いていないという・・・

もうこの時点で新千歳線、負けた気がしています・・・。

羽田でプレミアム特典を享受!

羽田空港へは少し早めに到着し、

プレミアムクラスアップグレード特典である、保安検査所の優先レーン及びラウンジ利用権を享受します。

私の鉄板、

トマトジュースとビールでセルフレッドアイ。

ビールは1回押すとグラス一杯出ちゃうので、カウンターでレッドアイできないのです。

機内での食事に備えてつまみはナシ!

あと充電使えるのがやはり助かります。

ここまで、5000円の短距離線だろうが14000円の長距離線だろうが同じ。

既に長距離の意味ある・・・?状態になっておりますが、続けて行きますよ!

搭乗口へ

ラウンジでわりとゆっくりしていたため、富山行きの場合は、搭乗口へ着く頃には一般搭乗も始まっておりました。

新千歳行きは少し搭乗開始が遅れ、事前改札サービスで機内へ。

ただプレミアムクラスはスタアラゴールドやスーパーフライヤーズと同じなので、体感半分近い

しかし、早めに乗ってもプレミアムクラス通過する人にジロジロ見られるのがあまり好きではないため、、ゆっくり乗りたい派です。

なので優先搭乗は享受せず。

まだまだここまで差はありません。

ここからが差が出てくるため、それぞれでレポートしていきますね。

機内へ(短距離線編)

久々かつ2回目のプレミアムクラスシート!

富山線は比較的小さな機体なので、プレミアムクラスは2ー2×2列で8席のみ。

窓側席で隣もいなかったので、荷物を隣の席においても良いですよと言われました。

ゆったり!!!

しかも、窓3つぶんも独り占め!!

なんかもう幸福感で。。

整備のお兄様たちが手を振ってくれました。

なんかじんとします。

離陸してしばらくして、、シートベルトサインが消え、前の席から順にお食事が運ばれてきました。

お飲み物も、、ということで、

一度頼んでみたかったスパークリングワインを!

と思ったらなんと瓶でくるんですね。。

(初心者すぎる)

小瓶ですが、ラベルとかはしっかり高級感ありました。

栓ポンって飛ばすやつだったらどうしようなんて一種思ったのですが、

そんなわけなかったです笑

スクリュー式だったので、スパークリング特有のポンっていう栓が不安なわたしみたいな方も御心配なく。。

羽田発のお食事は、料亭監修のお食事でした。

普通の胡麻酢和えの胡瓜がなんでこんな美味しいの!?レベルの感動。。

お味噌汁もめちゃくちゃ美味い。。

しかもお代わりできる。

なぜかもろこしご飯は冷たかったです。

なんで?

味わって食べていると、気づくと周りはみなさん食事終わっていらっしゃる!!

わたし食べるのは比較的早い方なのですが、サーブされたのが後だったこともあり、完食したと同時に食後のお飲み物を頂き、飲み終える間も無くお片付けに入り、まもなく着陸態勢に入ります!みたいな勢いでした。

当然スパークリングワインも最後まで飲めず。

お残ししてしまいました本当にすみません。

おそらく食事時間15分もなかったのでは、、と思います。

着陸前に素敵な夕陽が見られました。

着陸後も、最前方のため降りるのもスムーズ、富山駅行きのバスへも一番乗りで乗り込めました。

機内へ(長距離線)

新千歳行きは、富山行きと違って2-3-2で3列。

しかもプレミアムクラス満席!

私はというと、3席の真ん中という肩身の狭い席で、トイレも行けない。。

(気が小さくて隣の人に言えないだけ)

とはいえやはりプレミアムクラス。

快適です。。

ほんとにこれに慣れたら戻れないと思う、もうしばらく乗らないでおこう、と心に決めながら離陸を待ちます。

離陸が少し遅れましたが、離陸後30分くらいして、機内食のサービスが始まりました。

同じく羽田発でしたが、今回は昼時間帯だからか?富山行きとは違うメニューでした。

すごいボリューム。。

前回のスパークリングワイン事件を反省し、炭酸水をお願いしました。

飲み物は色々なものが用意されていて、お隣のガタイの良いお兄さんはグリーンスムージー飲んでました。

肝心のご飯、、やはり美味しかったです。

メインは豚の生姜焼きで、他にもローストビーフとかあったのですが、

またしても、なんでもない煮物?みたいなのが美味しくて。。

お出汁が違うのかしら。

ANA機内食の本気を見た気がします。

国際線ファーストクラスのお食事も食べてみたいと思ったりしてしまいました。

これは30年後でも難しいかなぁー。。

富山行きとは違い、食事プラス食後の飲み物タイム含めて20ー25分くらいはあったので、食後の紅茶もゆっくり頂けました。

美味しいと思ってメニュー表みたら、この紅茶TWGらしい!

こだわりだわ。

そうこうしてるうちに着陸態勢に入り、新千歳空港に無事到着しました。

当然またプレミアムクラスは先頭で降りることができるので、トイレも並ばず、快速エアポートにもスムーズに乗り込めました。

番外編というか、おまけとして、札幌行きの快速エアポートについても書いときます。

今回14:35新千歳着の飛行機で、飛行機のドアが開いて降りられたのは14:40過ぎでしたが、

15:00発の快速エアポートに余裕をもって乗ることができました。

電車も混みそうだったので、指定席をあらかじめ取っておきました。

とはいえ飛行機は遅延がつきものなので、、ANAの機内Wi-Fiで上空からえきねっとに繋いで、指定席を確保、券売機で指定席券を受け取りました。

機内で取ったのは快速エアポート出発30分くらい前で、そのときは席に余裕があったのですが、乗った時には指定席もほぼ満席だったので、取れるなら機内でとってしまったほうが確実だと思います。

機内Wi-Fiの有効活用ということで、おまけネタでした。

結論

もうお分かりかと思いますが、、

事前アップグレードするなら、

断然!!もう断然!!!

短距離線の方が満足度高いです!

たしかに、実際に乗っている時間は短いのに勿体無い感があるのも理解できるのですが、受けられるサービスとしては短距離でも長距離でも変わらないんですよね。。

まとめてみました。

プレミアムクラスアップグレードで得られるもの

  1. ラウンジ利用(4200円)
  2. 保安検査場優先レーン
  3. 優先搭乗
  4. アメニティ スリッパとくつべら(500円?)
  5. 機内のお食事(約3000円??)
  6. 機内のお飲み物(500ー1000円)
  7. 快適なシート
  8. 特別感、贅沢感
  9. ボーナスマイル、プレミアムポイント
プレミアムポイントは、羽田―富山線で664pt⇒840pt、羽田ー新千歳線で1165pt⇒1675pt(いずれも特割でアップグレードした場合)。差額はそれぞれ176ptと510ptでした。

1~8は、長距離線でも短距離線でもプレミアムクラス搭乗であれば同様に得られるものです。

1~8だけでも計8000円以上の価値があるものと考えられるので、それだけで、短距離線はもとが取れていると言えますね。

長距離線と短距離線で差が出るのは、獲得マイルとプレミアムポイントのみです。

ここの差額を見ると、3倍近い差が開いているということで、ここが3倍近いアップグレード料金の秘密かな、と思います。

結論、基本的には短距離線の方が満足度が高い!!

ただし、お弁当食べる時間は劇的に短いので注意が必要!!

なんか、しょうもない結論になってすみません・・・

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